VitaでPSPを楽しもう
携帯ゲーム機。皆さん携帯ゲーム機といえばどの機種を想像しますか?
ゲームボーイ、アドバンス、DS…他にも様々な機種があります。
では、これから上げる機種に共通する特徴、何だかご存じですか?
実はみんな手に入りにくく、店頭での販売数が異様に少なくなったりした面々ですね。
例えば、ゲームボーイアドバンスSP…私も買いたくてゲーム屋開店と同時に走ったら2台しか入荷してなくて泣きました…転売が横行したSwitch…そして、モンハンが社会現象にもなった…PSP。
では、そもそもPSPのソフトはVitaで起動出来るのかと言う点ですが…皆さんはトリニティを導入したことを覚えていますか?
あれは何をトリニティのインストーラにしたかと言うと…PSPのソフトでしたね。
つまり動くと判断しても問題ないでしょう。
さて、だからといってVitaにPSPのソフトを放り込んで起動出来るかというと…出来ません。
やはりここでも改造したVitaが必要になります。
今回はPSP自体をエミュレートするエミュレータ「Adrenalin」を導入したいと思います。
必要なもの
■Adrenaline(最新版をこちらからDLしておいてください)
■FW6.61のアップデートファイル(こちら)
では、始めましょう。
①AdrenalineのvpkファイルをVitashellで移してインストール
お馴染みの動きですね。
まずはさくっとインストールしておきましょう。
②FW6.61のアップデートファイルを入れる
先ほどDLしたファイルを「6.61.PBP」にリネームして、ux0フォルダ内でapp/PSPEMUCFW/661.PBPとなるように配置してください。
➂インストールしたAdrenalineを起動させる
アプリを起動させると、「Press X to install the PSP 6.61 firmware on your Memory Card.」となんかPSP改造の時に見たような表示が出ますので×ボタンを押しましょう。
何やら大量にインストールする様が表示されるので「The firmware has been installed successfully. Press X to boot the PSP XMB.」と表示されるまで待ちましょう。
表示されたらを×押して終了して下さい。
するとアラ不思議!懐かしいPSPのホーム画面が現れます。
確認できたら一度落として次の手順へ。
次はux0フォルダ内のtai/config.txtの*kernel欄に
*KERNEL
ux0:app/PSPEMUCFW/sce_module/adrenaline_kernel.skprx
と記述して本体を再起動してください。
もう一度Adrenalinを起動させれば……完了です。
えー、これにてPSPエミュ作動できました……が、肝心なゲームを動かしておりませんね。
では次へ。
④ゲームを起動させる
まず、前提として皆さんに覚えておいていただきたいのは、PSPのメモステ内のフォルダ替わりになるのはこのVitaの中では「pspemu」フォルダであるということです。
つまり、この中のgameフォルダ内にISOや画像データなどを入れればこれまでのPSPと同じように動くということになります。
では、ここでISOを入れてみると……
このようにPSPで見慣れた画面になるというわけです。
皆さん、いかがでしたでしょうか。
PSPで楽しんでいたゲーム、久しぶりにしようとしたら充電器はあるのにPSPの充電箇所がダメになっていて充電できない……遊べない!そんな時にもVitaで出来たらほとんど変わりませんね。
是非とも良いゲームライフを。
それでは次回お会いしましょう、巴旦杏でした。